フランス語を経由した禅の心。
弟子丸泰仙の書と墨絵が全見開きの左側に掲載されていてお得な本。
my point!
・闇の中にも光はある。曇った眼で、闇を見てはならない。
光の中にも闇はある。利口すぎる眼で、光を見つめてはならない。
光と闇は対立を生むがたがいたがいに依存している。ちょうど右足の歩みが左足の歩みに依存するように。
・純粋にして、汚れなき心の本性より放たれた光が海辺に打ち寄せ来たりて、あたりを光の散乱におおいつくす意識の波を切り裂いていく
・不用求真(真理を利用しようと求めるな。ただ先入観を捨て去ることのみ。)
・第二十世にあたる祖師が語った。
「私は道を求めていないし、かと言って、求めていないのでもない。
私は仏陀にひれ伏さないが、かと言って、ないがしろにしているわけでもない。
私は長いこと座禅を組んだりしないが、かと言って、惚けているわけでもない。
食事は一人前では足りないが、かと言って、たらふく食うわけでもない。
すべてに満足というわけでもないが、かと言って、貪欲などはない。
あらゆる欲望を心から一掃する。それが道というものだ」
評価☆☆☆
